新しく始める

導入前に、引継ぎの前提を決める

公開日 / 編集: 村上祥太

請求書のソフトを比べる前に、目的・担当・期日の3つを決めます。この3つが決まっていないと、機能の一覧を見ても「自社に要るかどうか」を判断できません。

01目的: 何を止めないために導入するか

「請求書を楽に作りたい」だけでは、比べる行が決まりません。導入した後も止めてはいけない作業を、ひとつ書きます。

書き方の例「担当者が休んでも、月末の請求書を期日までに送れる状態にする」
この目的で見る行複数人で使えるか、作成と送付を別の人が担当できるか
別の目的の例「郵送の作業をやめて、紙を求める取引先だけに送る」→ 送付方法と送付の費用の行を見る

上の例は説明のための架空の目的で、実在の事業者の事例ではありません。

02担当: 4段それぞれを誰が受け持つか

見積を作る、納品を確かめる、請求を送る、入金を確かめるの4段に、担当の役割を書きます。名前ではなく「営業」「現場責任者」「経理」「店主」のような役割で十分です。

決めておく担当
01 見積見積を作る人、条件を変えてよい人
02 納品納品済みを確かめて、請求の担当へ伝える人
03 請求請求書を作る人、送る前に確かめる人、送る人
04 入金確認入金を照らし合わせる人、未入金を取引先へ連絡する人

1人ですべてを受け持つ場合も、休みの日に誰が代わるかと、ソフトの契約者(管理者)を誰にするかを書いておきます。役割と利用人数の分け方は作成・確認・承認を、同じ「利用者」にしないで扱っています。

03期日: いつまでに今のやり方をやめるか

請求は月ごとの締めに合わせて動くため、切り替える月を先に決めます。新しく始める場合でも、表計算や手書きの請求書と新しいソフトを並行して使う期間ができます。

今のツールからデータを移す場合は、期日の前に乗り換える前の確認で、残すデータと元に戻す手順を決めます。

04次に進む順番